・兄弟篇についてご存知ない方はまとめページからご覧下さい
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・河原に遊びに来た弟
　と声がする「華ちゃーん。どこ行ったねー」
　見渡すと少し先に不動産屋の相方が

・手を振る弟「いぬきちさーん」
　踏み出すと何かを踏んだ
　拾い上げてみるとカエルのぬいぐるみだ

・とりあえず持ったまま駆け寄り「何しとっと？」博多弁を真似てみる
　「いや、うちの連れがですね」弟の手元に目をやり「あ、コロちゃん」
　「いぬきちさんの？落ちてたで」パタパタ払って「ごめん、ふんでもた」
　「よかです、自分もよう踏みます」大事に受け取る

・そして土手を上って別れる二人
　だが犬吉さん「忘れてしもた」振り向いて駆け下り「華ちゃーん！どこ居るとやー！」

・その頃不動産屋は少し川上、スケッチをする絵師の隣で体育座りで泣いていた
　「こげん晴れるとですね、生きとうとが申し訳ないごと思われてですね」
　「わかるわかる」