・兄弟篇についてご存知ない方はまとめページからご覧下さい
・弟の通う施設について
・資料として。特にオチはないです

・あとミウラとスズキを独立させました(リンクミス修正)

・正式名称は『宵昂園：よいこうえん』
　夜空に輝く昴のようにありたい、逆境の中でも光を忘れたくないという意味
　しかし「よい公園→公園」「よいこ園」などと呼ばれることが多い

・知的障害者施設と精神障害者施設を兼ねる。いろいろな事情。
　割に広い。どのくらいかと言うと、多分今あなたが想像しているのより広い

・作業所、デイケアがメイン。作業所では軽作業の他パンを焼く。
　兄弟が食べているパンはここで焼かれたもの。

・デイケアのメニューは無闇と豊富で、農作業からパソコン、野球から絵画まで
　専門の講師を招くことも多い

・現在の園長は有野さん。初対面の相手には名刺を「ども、園長の有野です」

・常勤職員は有野さん、のんちゃんが中心。
　他にも田中さん、渡部さんなどが在籍するがまた後日

・オカラさんは何時でも何処へでも送迎してくれる

・ほぼ毎日通っている面子はまさる、後藤、博、竜次
　その他にも多くの人間が入れ替わり立ち替わり
　弟は案外適当に行ったり行かなかったり
　もじゃもじゃは粘土細工を教えに来ているのか通っているのか微妙な立場でふらりと現れることがある

・有野さんはしっかりシキっているようでそうでもない
　例：4月1日に『エイプリルフール禁止』と張り紙し、そのボケが誰にも通じなかったりする
　のんちゃん先生には「有野さんは何考えてはんのかわかりにくいです」と言われる

・しかし有野さんは先代の園長から引き継いでからと言うもの、一度としてヤクザ者の言いなりになったことがない。この治安の悪い街の外れにあって、一切の関わりを持たずに居るのは有野さんの強靱な意志の賜である

・のんちゃん先生はものすごい名家のボンボンだが、あまりにもワガママ且つ世間知らずなので「お母様」が修練としてこの仕事を選んで就かせた
　しかしのんちゃんは今では「自分のために『人のため』の仕事を利用するなんて失礼な話」と自戒するまでになっている

・主に出入りする関係者は絵師、巡査
　兄と庄司も力仕事を請け負って訪れることが多くなった
　ごく稀に出前を運んで礼二がやって来る
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・有野さんは礼二の店で英彦さんと夕食をとることが多い
　酔ってしまうと完全にタガが外れてしまうので、絵師礼二チャーハンの3人は内部事情をよく把握している

・そしてチャーハンは親に捨てられた後藤に対して微かな共感を覚えている様子