どせいさんの かくればしょで ごじます。 ぽえーん。



         はじめての人は鍋底についての注意書きをかならず読んでほしいです。 どせいさんに ついてはこれをよむです。

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はしごごっこです。あきないのです。
 ここから買ってもらうと
 僕に小銭が入るです。
 そうです。
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 兄弟篇についてご存知ない方はまとめページからご覧下さい
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 弟とことこ図書館からの帰り道
 (今日は大好きなスイミーを借りて来た)
 すると背後から軽くクラクション
 振り返ると施設の送迎バスだ

 「あ。オカラさんや」
 「サトちゃん今帰りか?乗っていき」

 施設の“お抱え運転手”の岡田は無口だがいつも温厚に皆を見守っている。
 中でも弟のことは一際目をかけているようだが理由は周囲にはよくわからない。
 今日は博を送った帰りのようだ。

 助手席に乗り込んだ弟は当然のように窓を開け流れる景色に身を乗り出し、オカラさんとしては軽くフードを引いて諌める。その繰り返し。

 不意に弟が声をあげる
 「ええにおいするなあ」
 「ん?何の?」
 「これあれや。あのふぁーてなった花や」
 そして見えてきた大きな沈丁花の木をにこにこと見上げ、風嗅ぐ。
 「サトちゃんはホンマ犬みたい子やなあ」
 岡田もつられて笑いながら「その木やったらコーバの脇にもあるで、白いのんやけど」

 かくして少し遠回りでコーバへ到着
 油まみれのツナギを着込んだ増田が車と車の間を忙しく行き来している
 岡田の挨拶には振り向きもしない

 「ほら、結構デカイやろ?なあ英彦さんよ、これここの木か?」
 「知らん」
 「いつからあった?俺来た時もうあったかなあ?」
 「知らん」
 増田の返答に首を竦めて弟の脇へ長身を屈める岡田

 「ええにおいやなあ」
 「欲しいか?サトちゃん」
 「もろてええの?」
 「おっちゃんがもろたげよ!なあ英彦さんよ、一枝ええやろ?」
 返事の代わりに岡田の足元にニッパーが飛んでくる
 「危な!」
 ひとしきり文句を言いつつ、つぼみの多い枝を切る岡田「まだちょっと早いけどな、こんくらいの方がええ筈よ多分。
 兄ちゃんに言うて切り口焼いてもらい」
 きちんと頭を下げてお礼申し上げ帰途につく弟

 そして“こんにび”の前でAと出くわす弟
 そういえば革手袋は洗って返したもののお礼がまだだった
 「別にいいんですよお礼なんて、そもそもアレも洗わなくて良かったんですよ随分縮んで往生したんですから」
 それはそれ。弟の感謝の気持ちとしての一房「まだちょっとはやいけどな、」
 黒の革ジャンに白い香る花…赤面する己から逃げ出したいA

 自販機の陰から目撃していたBの中では『まだ早い+白い花+お礼=ホワイトデー』が成り立ってしまった
 その後一週間B行方不明、A釈明と捜索に奔走
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