どせいさんの かくればしょで ごじます。 ぽえーん。



         はじめての人は鍋底についての注意書きをかならず読んでほしいです。 どせいさんに ついてはこれをよむです。

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改行が効くので長文の場合は
適宜お願いするです。
文字化けする場合があるので
メモ帳などに保存することを
おすすめするです。しんちょうに。
うったり かったり。



はしごごっこです。あきないのです。
 ここから買ってもらうと
 僕に小銭が入るです。
 そうです。
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 兄弟篇についてご存知ない方はまとめページからご覧下さい

・白い男ともじゃもじゃを精神的な死へ追いやった連続殺人鬼『虹』の過去
・残酷描写が含まれるので好まない向きは回避を推奨します


_____

・家庭は暖かいものではなかったが、それを気に病んでいたわけではなかった
 (と本人は書き残している)

・中学時代から天才少年。それ以前も「天才少年系」
・高校時代は数学オリンピックに打ち込む
・大学もガチガチの名門へ

・しかし転機はその大学入学直後
 不意に、自分の周囲にほとんど誰も居ないことに気付く(それまでは気付かなかった)
 そして、「自分も人並みの交友能力があり、かつ人の上に立てる」ことを証明したくなる

・決して人間的にアレなわけではないので、サークルの設立からその運営、ねずみ講的な発展まで順調に進める
 それなりにモテたりする

・その時期の変容を、中学からの親友は冷めた目で見ていた

・それに気付かず、4回生になった春に会社設立を持ちかける
 しかし親友はかわすように断った
 何故断られたのか、理由がまるでわからない
 降って湧いた孤独感に狼狽する

・同時期、ある会社の破綻を切欠とした株の暴落に遭遇、売り抜けられなかった
 サークルやその家族から集めた資金は数千万円に膨らんでいたが、一夜にして無一文に
 大学は退学、自己破産を余儀なくされる

・その時期のことを「今のこの世界に俺の席なんかないんだな」と感じていたと書き残している

・その二つの出来事から、何か人生を動かす「大きな流れや力が存在する」という思想に到る
 さらに「自らが(他者の)外因となることで、その流れに変化を生じさせることが可能なんじゃねえか」という妄想に取り付かれる
 これは「タイムトラベルで草一本踏んだら未来が変わるかもってやつ」という考えに通じるらしい。「与える影響が大ききゃ大きいほど、その後の変化も大きくなんじゃねえか」ということ。

・その実践として、様々な事を試みるが、最終的に辿り着いたのはやはり命を奪うこと
 まず「居なくても良さそうな奴」を「何人か摘み取ってみた」が、「やっぱ大勢に支障は来さねえな」
 そして対象を選び、緻密に組み上げた計画を元に連続殺人を開始

・しかしそれが判明するのは小林が部屋に踏み込んだ日、部屋に残されていたノートから
 あまりに難解なパズルに誰も気付かなかったのだ
 既に数十人がその手に掛かっていた
 そして「お前らが無能なのはよくわかったから」と、路線を変えることに
 捜査する側の誰か一人に的を絞り、そいつに解かせようということだ

・幸いターゲットは綺羅星の如く現れた
 凱旋帰国し称賛を浴びている男、その名声に恥じない本当の才覚を持つ男
 「そんで日本にもお前の席があんのな、いいよなー」
 かくして「今までのと較べたら格段にわかりやすい」虹事件がスタートすることになる

・当初は人間の強さの実験であった
 前半の4人は全て、殺害にあまりにも執着的に時間を掛けている
 しかし「逆だったんだよナ」人体は想定よりも遙かに脆い
 その後はサクサクと行く

・…予定だったが、片桐の存在を知ってまた別の要素が
 それは明らかに友情への嫉妬であったが、明確に書き残されてはいない

・最終的に小林への負けを認めることになる
 その瞬間全ての執着が取り去られた

・最期の瞬間は「どうせ元から俺の居場所なかったしなー」と部屋を横切り拳銃の置き場へ
 動くな、と包囲されているが「お前らに俺は撃てねえよな、カクホしなきゃだもんなー」
 小林は「彼を撃て!」と叫んだが、振り返り「ムリだよ、こいつらには撃てねえって」
 そして「あばよー」と気の抜けた、耳障りな声を残して自らの頭を吹っ飛ばした

・部屋に残された資料は全て新しく小林宛に書き換えられていた

・ある会社の関係者や『親友』は、全員この事件の詳細を知らない
 白い男も現在のその両名との関連に気付いていない
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