どせいさんの かくればしょで ごじます。 ぽえーん。



         はじめての人は鍋底についての注意書きをかならず読んでほしいです。 どせいさんに ついてはこれをよむです。

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適宜お願いするです。
文字化けする場合があるので
メモ帳などに保存することを
おすすめするです。しんちょうに。
うったり かったり。



はしごごっこです。あきないのです。
 ここから買ってもらうと
 僕に小銭が入るです。
 そうです。
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・兄弟篇についてご存知ない方はまとめページからご覧下さい
単品記事古い順。よろしかったらどうぞ(上記まとめからも飛べます)

・数日かけて加筆しながら一本仕上げたい

・例の街。曇天の一日だったが、日暮れ間近に霙が降り出した。

・雨宿りしていた弟、通り掛かったいぬきちさんに保護される。
 犬吉さんの部屋は簡素ながらきちんと整頓され、そこここに可愛らしいものが飾られている。

 牛乳を温めてもらっている間、タオルをかぶった弟ちょっとキョロキョロして
 「オーヤさんはおれへんの?」
 「華ちゃんは、今病院たい」
 「そうなんや。さみしいねえ」
 「ん…いっつも一緒に居るわけでもなかけん」
 「そうなん?」もうちょっとキョロキョロして「あれ?いっしょにすんでんちゃうの?ここオーヤさんのおうちちゃうの?あれ?やって、なかよしやんか」

 犬吉さんカエルの形のカップを置きながらほんのり笑って
 「仲良か者が必ず一緒ん住みようとだったら佳かねぇ」
__________

・冷える割に湿っぽいなと思っていたら案の定降り出した。隠れる物がない土手の一本道、降りて迂回するより走った方が早いに決まってる。ただ袋の中の海苔、麩。奮発した菓子パン。濡れたら困る。
 だから脱ぐ。俺は濡れても平気、だと思う。上着を袋にかけて、露わになった肩・腕・胸の皮膚が外気に触れて引きつるような…いや、平気だと思う。

 背後からガーガー車輪の音。ローラーブレードか。もう振り向きもしない。どうせすぐ追い抜かれる。
 「真冬の雨にタンクトップってバカなのお前w」
 「はいバカですからほっといて下さい」
 それだけ返してぐいぐい歩く。とにかくこの人を相手にしている暇はないのだ。

 と、違和感をおぼえて思わず顔を上げた。
 「だな。バカだもんな」
 そう言いながら徐行して併走する横顔、この人、こんな目をする人だったか、髪、こんなに長かったっけ。
 「バカはお互い様か」
 嫌な予感がした。今までこの人の正で遭った酷い目、そういうイヤさではなくて、何かもっと、ぞっとする気分になった。
 足を止める。恐いと思った。隣に亮さんが居ないのが、すごく不安だ。

 「なあ、お前さ」一旦距離を置いて、そして振り返って、両足を前後に交差させながら、言った「オレんトコ来ねえ?」
__________
 

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